【活動記/DIY】ログラックの屋根~フレンチ風味~ を作ってみた

こーりん

2020年05月09日 15:00

こーりんです。
暇すぎてシリーズ第二弾は薪棚(ログラック)の屋根作りです。



ようやく屋根とか今更感…
我が家に薪棚ができたのは2019年2月頃。
2019/02/11
あれから1年以上経ってのアップデート…


今更感ハンパないけど、屋根なしで1年経つと気が付くことがあります。

雨ざらしの薪って汚ねぇ…(´Д`)ハァ…

使いたい時に湿気てるのもあるけれど、薪にキノコが生えて原木化してたり…
焚火用だし神経質になる必要はないけれど、長く燃やしたいのでやっぱり屋根は欲しい。
どうせ暇なので重い腰を上げて作りますかぁ…


今回の材料
写真撮り忘れてありません( ー`дー´)キリッ

 ~材料~
 ・2x4材(レッドシダー) 3.6m(12ft) ・・・1本
 ・2x6材(レッドシダー) 3.6m(12ft) ・・・1本
 ・オンデュリン 200cm x 90cm   ・・・1枚
 ・オンデュリン 100cm x 90cm   ・・・1枚
 ・オンデュリン用固定具(キャップ) ・・・適量(80個)
 ・コーススレッド(木ネジ)75mm以上・・・適量(90本)

 ~工具~
 ・電動ドライバー  ・延長コード
 ・木材用ノコギリ  ・カッター(替刃必須)
 ・メジャー     ・チョーク
 ・作業手袋
こんなところかな?

下ごしらえ

突然作業に入ってますが、まずは屋根を支える木材をカットします。
ラックの幅が3mなので、0.2mずつ飛び出すように3.4mの所に線を書いてカット。
0.2mずつにした理由は…なんとなく?ノコギリでギコギコ切ればすぐ切断できます。

続いては屋根材で用意した「オンデュリン」。
オンデュリンはフランス産のようで、名前の響きもそれっぽい。
(「オンディーヌ家の一族」を思い出したのは内緒)

材質は紙繊維の強い版にアスファルトを染み込ませたもので、
ノコギリやカッターで切断できます。
紙とは言え耐用年数は10年以上あるらしい。
ただの波板みたいだけど、1山が10cm位あってオシャレ。
値段も2mで2,000円くらいで安し。

屋根の長さは60cmとしました(これまた適当)。オンデュリンの端っこを
ガイドにしながら、カッターで少しずつ切っていきます。


何度もカッターを添わせながら切断…丸ノコやノコギリでも良さそうですが、
上に書いたようにアスファルトが染み込んでいるので、
刃にベッタリした汚れが纏わりつきます
工作油をかけたり、刃をあぶりながらやれば良いそうだけど、
数も少ないし一番コストの掛からなそうな方法で決行。(時間ならたくさんある!)
切り始めると直ぐにキレ味が落ちるのが分かります(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)
油も掛けつつ刃を変えながらカット作業をすること2時間…


60cm x 90cmの屋根が4枚揃いました。
ただ、長さを66cmにすれば屋根も広いしカット回数が減らせたことに
後で気が付いた・・・(´・ω・`)



メインの作業開始
いよいよラック本体に屋根を取り付けていきます。
ラックには屋根材固定金具(黒い板)が同梱されていました。
ここに木ネジで固定するだけの親切設計。(・∀・)イイネ!!
木材の固定位置を合わせて下穴を開けておきます。
コーススレッドなら開ける必要ないけれど、割れや曲がり防止のため…


バチッと止めて屋根の支え(垂木)が完成!
今回は手前が2x4、奥を2x6にしたので手前に傾斜しています。
その方が後から作業しやすいし、風をモロに受けなくて済みそうだったので。


遂に屋根を張るところに来ました。
適当に乗せてバンバン打っておしまいでも良いですが、
絶対に斜めに打つ自信があるので
なるべく真っ直ぐに打つ準備をします。
コーススレッドを当てがって木材の位置と屋根の穴開け位置を決めます。
ちなみに釘を打つのは山の部分。谷に打つと雨水が開けた穴から内側に漏れてきます。
…薪棚なので細かいことは気にしませんが。
穴位置を決めたら、手前の1山にチョークでマークします。ついでに木材の位置もマーク。


後はマーク位置を端から測って、他の山にも写していけばOK!
反対側にも木材位置をマークしておけば置いたときにズレる心配もなし!


あとはこのマークを目印に、コーススレッドに合わせた穴(3.5mm)を開けます。
どうせ同じ位置に穴開けるので4枚重ねて開けるのがベター。


開け終わりました。
もちろんドリルにもアスファルトがベッタリになるので、
使い捨て覚悟 or 油で清掃をお忘れなく。


最後に屋根を固定していきますが…
オンデュリンは山が大きいので一般の波板用釘が使えません(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)
ってことで専用キャップを用意します。
写真右がキャップ本体。
通常は手持ちのコーススレッドや釘とキャップを組合わせた状態(写真左)で使用するので
必要なだけ自分で刺して用意します。


あとは開けた穴位置を頼りにバンバン打ち込むだけです。
オンデュリンに垂直に打ち込むようにイメージすれば曲がらない(ハズ)
重なる場所は重ねてから止めるから、最初から打たないように(重要)
重ねは1~2山でOK。私は1山でやりました。



打ち終わったネジはキャップを閉めてネジ頭を隠します。
一応手でも閉まるけど固くて大変…(´・ω・`)
ウエスを被せてハンマーでちょっと叩いた方が楽かもしれません。


完成!
キャップを全部閉め終えたら完成!
作業開始から5時間くらいかな?(その大半は屋根カット)
タダの板や波板よりもオシャレっぽい屋根ができました。
薪そのものが欧州のイメージがあるからピッタリだったかも。


屋根裏側はこんな感じ。
狙った位置に来ているのでまぁまぁかな~?
スキマを埋めるクッション材もあるのでできれば使った方が良いみたい。
巣作り防止や屋根の支えの効果があるようで。



これで気になってた問題2つ目も解決!
今年は奇麗な薪を使って焚火ができる事を期待(`・ω・´)シャキーン
ただ、屋根が付いたおかげで強風を受けて煽られないかが心配です。(;^ω^)
台風でラックごと吹き飛ばされないように祈ります(-∧-;) ナムー
今回はログラックの屋根を作ったよ、というお話でした。
でわまた次回!


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