【雑記回】鋳造ペグ?鍛造ペグ?違いが分かりますか?
こーりんです。
他人にはどーでも良いけれど、
個人的に気になる話をします。
今回は「ペグ」の意外と知らないお話。
キャンプでは必須道具のペグには色々な種類があります。
プラスチックやアルミ、果てはチタン製なんてのもあります。形も様々で用途や状況によって使い分けるのが正しいんだとか…
そんなペグ界(?)最強と言われるのが「
鍛造ペグ」です。
さて問題。なんと読みますか?
ちゅうぞう?たんぞう?正解は…
正解は「
たんぞうペグ」と読みます。
何故これが気になっているかというと、
一部で
鋳造ペグ最強という記事を読んだことがありますが、
そんなのは
アルミのピンペグより信用できません。
「
ちゅうぞう(鋳造)」と「
たんぞう(鍛造)」は
全く異なる性質を持っています。
字が似てるので読み間違えてるのは承知ですが、
間違ったままだといつか痛い目を見ると思うので…
以下ではなるべく簡単な説明をしたつもりです。
鋳造と鍛造の違い
字が違う …あぁ!ペグ投げないで!
「
鋳」の字は溶かして型に入れるという意味です。
一度鉄をドロドロに溶かし型に流し込むので
不純物が入ったりや気泡が入ることもしばしば。
落としたり叩くなど衝撃があると
簡単に砕けます。
表面が砂型表面のザラザラ感があるのも特徴。
安価で大量に複雑な形状が作れるので
キャンプ道具ではスキレット(鋳鉄製フライパン)や
雪峰苑のプレートなど、強度の必要ない調理器具で
よく使われます。
対して
鍛造は「鍛」えると書きます。
鉄の塊を熱して型に合わせて叩いて成形します。
鋳造と違って密度が高いので非常に硬い。
スポーツカーのタイヤホイールでも使われる方法。
(ホイールの場合は材質違いますが)
ちなみにウチはエリステ赤で統一してます。
似たような字で混同するのは仕方ありませんが…
やっぱり違いは知っておくべきかと思います。
店員さんに言われるまま「鋳造(ちゅうぞう)が良い」と
覚えてしまうとなかなか直せません。
ちなみにエリステやソリステも鍛造(たんぞう)です。
今の所「本物の鋳造ペグ」の存在は確認できません。
(鍛造ペグの間違い。本当なら打つと割れちゃうしね…)
オトナの対応であれば心の中で自動変換するのが賢明かと思います。
でも店員さんには正しい知識で売って欲しいなぁ…
最後は鋳鉄プレートで作った焼肉で美味しく締めたいと思います。(お腹減ったー)
でわまた次回!
関連記事